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ポークたまごおにぎりだけじゃない沖縄のおすすめローカルフード!「ばくだんおにぎり」
はいさい!OkinawaHolidayHackersのイニーです!
いきなりですが、みなさん沖縄でひと味違った体験をしてみたくないですか?
マリン体験以外で何かないかな~って考えってる方必見!!
今回、イニーが潜入したのは沖縄県南部の南城市大里にある「日本刀鍛錬所 兼工房」
沖縄県唯一の日本刀鍛冶職人【兼濱 清周(かねはま きよちか)】先生の工房!
沖縄に日本刀の鍛冶職人がいるなんて!初めて知りました!
兼工房では完全予約制で1日1組限定の鍛冶体験ができるんです!
鍛冶体験では「琉球ナイフ(ペーパーナイフ)」を自分自身で作り上げることができます!
▼「琉球ナイフ」製作体験のご予約はこちら▼
まず最初に刀匠の兼濱先生が打ち方を見せてくれます!
流石!職人の手さばきです。素早くかつ繊細に打っていきます。
鍛冶工房ってテレビの時代劇でしか見たことないな~
練習で大きめの鋼を小槌で打ち、鋼の打ち方を学びます。
兼濱先生が打ち方を見ながら、持ち方や打つ速さなど的確にアドバイス!
上手く打てると嬉しいですね!
「琉球ナイフ」になる鋼はボールペンほどの長さ!
練習で打ったものより格段と小さい!!
集中しながら心を込めて打ちます!!
鋼を炭火で熱します。その炭には松炭を使ってるとの事!
火の付きが良いのですぐ高温になり、灰が軽いので空気を送る装置【ふいご】の空気穴に灰がたまりにくいのが利点なんだとか!
木の種類によって燃え方も変わるんですね!勉強になります
「鉄は熱いうちに打て」の言葉があるように、
熱して柔らかくなった鉄を打つと広がっていくのが伝わってきます。
兼濱先生は状況を見ながらフォローしてくれるので!
失敗を恐れず打ち込めます!!!心強い
熱して→打って→熱して→打って・・・・を繰り返していきます。
所々、兼濱先生が細かい修正!竹の柄に入るように鋼の柄の部分も整えたら、形は完成!
その後やすりで磨いたのですが、
ここで問題!刃を挟んでいる工具の名前を知っていますか!?
イニーは中学校の技術教科の授業ぶりに見ました!
正解は・・・万力(まんりき)!
この工程は温度の加減が大切で、火元部分に仕切りを置き暗くして行います。
じゅうう~!
兼濱先生が後ろで火加減を見てくれ、タイミングで「水に入れて」と声かけ!
水の中に素早く入れ急冷!
この後「焼き戻し」を先生が行い午前の部は終了!
お昼はボリューミーなかつ弁当!!
潜入した日は郷土料理のちきなー炒め(からし菜炒め)、三枚肉、アンダースー(油みそ)なども入っていました!
兼濱先生と雑談しながらお昼を取ります!
日によってお弁当内容は変わります!ご了承ください。
食べたそうな表情でこちらを見つめてました。
残念!(-_-メ)弁当は分けてあげられないな~
ボッシー「えっ。分けてくれないの。」
ボッシーとたわむれて、兼濱先生とお話も楽しんだら午後の部突入!
まずは兼濱先生が大きな研磨機で磨いていきます!
刃先の研ぎ具合などを見ながらバランスのいい形に整えてもらい。
自分で砥石を使って研磨していきます!
丁寧に、丁寧に砥ぎ続けて30分!さび止めを吹き付けて乾かして!
▼世界に一つだけのマイ「琉球ナイフ」の完成▼
自分で作り上げたナイフ!カッコイイ!
これで請求書でも開封しようかな、、、( ̄▽ ̄)
琉球刀子(りゅうきゅうとうす)
刀子は現代の小型万能ナイフに通じるもので、装身具としても扱われます。
正倉院の装身具「刀子」から着想。柄(え)及び鞘(さや)の部分を漆で仕上げた素敵な作品です。
かりゆし文鎮(かりゆしぶんちん)
刀匠の奥様が漆塗りを担当、文鎮の模様は工房の周りにある草花を転写しているそう!
凄く素敵な文鎮でペーパーウェイトとしても使えますよ!
かりゆし文鎮は東京銀座にある、書画用品・香の老舗専門店である「鳩居堂」でも取り扱われてますよ!
県外でも中々経験できない鍛冶体験を沖縄でしてみませんか!?
人生の中の貴重な経験の1つになる事間違いなしです!
▼「琉球ナイフ」製作体験のご予約はこちら▼
沖縄生まれ沖縄育ちの県産品。 飛行機とコーヒーが大好き! 飛行機好きが影響してか自分が飛ぶことにもハマり中! 旅行プランはコーヒーショップ巡りと飛行機撮影ができれば満足な変わり者。 悩みは腰痛がキツイこと。