< 前の記事
一度は食べてみて♪料理の美味しいおすすめカフェ
くよーなーら♪(八重山方言でこんにちは!)
Okinawa Holiday Hackers のゴマです!
「今日は、お守り作るって聞いたんだけど、ここお塩のお店だよね?場所間違えたのかな~」
と思ってしまった今回は、沖縄の伝統的なお守り『マース(塩)袋』を作りに、まさかの『マース(塩)』を海水から作る、とっってもマニアックなアクティビティに潜入してきました!
『マース(塩)袋』
沖縄では、昔から厄除けや縁起物としてマース(塩)を小袋に入れ、お守りとして持ち歩く風習があるのです。
場所は、石垣島の空港から車で約20分に位置する「石垣の塩」、店名もそのままで覚えやすい!
ちなみにバスだと石垣港離島ターミナルから ⑨番・川平リゾート線 でも行けます!
八重山諸島では「まぶやー袋」と言われています^^
まずは塩の販売をしている店内で受付を済ませます
すると、いかにも職人一筋うん十年の寡黙な職人さんが登場。
挨拶をすると、「ビーチサンダルに履き替えて、海水を採りにいきますよ~」と言われるがままにチェンジ!
「海水を採りに行く作業から始まるなんて、ほんとにマニアック~(゚∀゚)」といそいそ。
進む先は、緑豊かでジャングルチックな道。(足元は整っています)
子供の頃に味わうようなワクワクした冒険心をそそる道を進むと、石垣の美しい海が目の前にパァ~っと広がります!
ココの海は、地元の人から山の神と海の神がいるところとして大切にされてきたとあって、不思議と神秘的な雰囲気につつまれます。とってもご利益のありそうな塩ができそう
この感覚と風景は、行った人のみ楽しんで欲しい!ということで写真は割愛します♡笑
海水を採るには、浅瀬だと砂が入ってしまうので、ビーチサンダルに履き替える必要性に納得(゚∀゚)
自然の恵、いただきましたッ!
海水を採り終えると…
次は「マース(塩)」を入れる袋の準備をします。
ちなみに、ゴマは種類豊富な中から台湾の血が騒ぐ赤い布に「吉祥如意(良いことが思うがままに)」と書かれた縁起が良さそうな袋をチョイス!
透明のチャック付き袋には、サン(魔除け)といわれる稲の茎や糸芭蕉を裂いて結んだものとお米を17粒入れます!
これで、袋の準備はいったん終了。
塩づくりの行程に戻ります
採れたての海水は、砂や不純物を軽くコーヒーフィルターで取り除きます。職人さんと打ち解けてきました。笑
量は、職人さんの「ストップ」が決めて!
ここからは、火と人間の闘いが始まります!
とにかく七輪の火が強く立ち上がるまで仰いで仰いで仰ぎまくります!!!!!
この日の気温は約27度、この動作をすること約30分、暑がりな私はサウナにでも入ったかのような汗のしたたり具合でした(; ・`д・´)
塩づくりをしながら身にしみたこと…努力は継続なり…
そして、自然の恵みってありがたい…人間ってなんで塩分が必要なのだろう…
と、たったの30分間ですが自然と向き合うことができ、清々しかった。
その中でも、みなさんにこのアクティビティでアドバイスをしたいことが一つ!
サボればサボるほど時間がかかります。笑
まさに人生そのもの…
大きく火が上がった後は、器の周りに白いもの(塩)が見えてくるまで木べらで海水を回しつづけます!
器の周りに白いもの(塩)が見えてくるとあっという間に終盤へ
あとは、このできた塩をガリガリとスプーンで器から削り取る作業をしますが、早く削らないと余熱でせっかく作った塩が焦げてしまうそうです!
器の中はどんな仕上がりになってるかって?そ・れ・は・やってみてからのお楽しみ~(/・ω・)/
急げ~~~!(モザイクがかかっておりますが、けして怪しい粉ではございません!笑)
職人さんいわく、何人かで作ると驚くほどみんな味が違って盛り上がるとのことです。
ちなみに、私のは苦じょっぱ!って感じでした。
あとは、先程準備しておいたチャック付きビニール袋に入れ、それをゴマチョイスのお守り袋に入れれば完成です!
結論、
自然のありがたみ!平和の尊さ!大げさかもしれませんが実感します。
一握りもない塩を作っただけなのに、こんなにも思いめぐらせるとは考え深いアクティビティとなりました!と、なんだかご利益も感じるかも!
そんな大げさな~なんて思いました?体験したらアナタも何かを感じるかもしれませんよ!
▼ご予約はコチラから
<石垣の塩>
休業日 | 不定休 |
駐車場 | あり・無料 |
マップコード | 366 120 767*13 |
場所 | 〒907-0024 沖縄県石垣市字新川1145−57 |
みんなの沖縄旅行の参考になりますよーに(/・ω・)/
沖縄生まれ・沖縄育ちの台湾人。 自らのアイデンティティを探るべく、台湾留学をしたものの更にわからなくなり、帰沖就職。 沖縄と台湾どっちだなんて決められない。