養殖生産量は沖縄が日本一!ゴジラ級の車海老を食べてみた

ゴマ
2018.03.01 70396 views

こんにちは〜 Okinawa Holiday Hackers編集部のゴマです!

 

突然ですがみなさん、 沖縄が車エビの養殖生産量日本一だということを知っていましたか?

現在 “沖縄県車海老漁業協同組合” に登録されている養殖場は沖縄本島に7か所、石垣島に3か所、久米島に6か所もあるんです。(2018年1月現在)

もともと天然の車エビが周辺海域に生息せず、他の都道府県と比べて10年ほど遅れて車エビの養殖を始めたのにも関わらず養殖生産量が全国トップなんてスゴいですよね!

 

ということで今回は沖縄本島に位置する養殖場へ行って車エビを食してきましたよ〜 (^o^)(^o^)

 

 

場所は、沖縄本島・北部に位置する “宜野座”

 

数ある車エビ養殖場のなかでも

車エビレストラン “球屋” を直営している、宜野座養殖場へ行ってきました。

 

→こちらが外観。

 

場所は沖縄本島・北部に位置する宜野座(ぎのざ)になります。

(国際通りから車で約1時間・アメリカンビレッジから車で約40分・ブセナ海中公園から車で約15分 ※当日の交通状況によって時間は前後します。)

 

ちなみに・・・

宜野座という場所はイチゴ狩りも楽しめる場所でもあるんです ♡

車エビの食後のデザートはイチゴで決まりですね ♡♡

→1月~5月上旬限定!沖縄でいちご狩りができるとこへ行ってみた!

 

→車エビのポーズ!(完全に浮かれてます。)

 

 

活き車エビの提供期間は9月〜翌年7月

(※その年により変動がございます。あくまでも目安としてお考え下さい。)

 

店内へ入ると右手側にテーブルが4つ、左手窓側に2つあります。

テーブル1つにつき4人まで着席が可能です。

 

→出入口を入って右手側のテーブル4つ。

 

球屋の店長、中川 義幸(なかがわ よしゆき)さんにお話を伺いました!

 

→中川さん(写真右)は養殖場経験もあるので頼もしいです…!

 

ゴマ:こんにちは。今日はよろしくお願いします!

 

中川さん:よろしくお願いします。早速ですが、こちらがメニューになります。

ちなみに、7月〜9月は養殖場の整備期間になっているので、その期間は活き車エビのご提供はせず、冷凍車エビ料理のみのご提供となっています。

 

 

→こちらがメニュー。ランチもディナーも同じメニューになります。
(※料金は季節により変わる可能性がございます。)

 

ゴマ:7月〜9月は冷凍車エビ料理の並天丼・並エビ天丼・ゴジラ天丼・ゴジラ天ぷらセット・お子様天丼・並天ぷらセット・フライ定食・フライカレーの計8種類のご提供なんですね。

(ゴジラ天丼なんてシャレてる〜。超気になる絶対食べたい。)

 

中川さん:その年によって変動はありますが、目安としてはそうですね。活き車エビのご提供は9月〜翌年7月になります。ちなみに冷凍車エビ料理はその期間でもご提供しているので是非。

 

まとめるとこんな感じ。

 

  • 1月〜7月・・・活き車エビ料理+冷凍車エビ料理

  • 7月〜9月・・・冷凍車エビ料理

  • 9月〜12月・・・活き車エビ料理+冷凍車エビ料理

※その年により変動がございます。あくまでも目安としてお考え下さい。

 

→車エビのサイズ表。一番大きいゴジラ級はなんと約19cmの大きさ。

 

中川さん:お食事はどうされますか?

 

ゴマ:ゴジラ天丼で!(即決)あとは絶対ビールに合うこと間違いなしの小エビのから揚げ。(即決)

あとは何にしよう… 球屋さんの人気メニューはなんですか?

 

中川さん:活き車エビが出ている時期ですと、ランチ・ディナーともに活き車エビのコース料理が一番人気ですね。

太っ腹コースを1つ注文して2人で分ける女性・夫婦のお客様も多いです。こちらの太っ腹コースは塩焼き・刺身・フライ・寿司・天ぷらの活き車エビをそれぞれ2尾ずつ堪能できるコースになっています。

 

ゴマ:なんとも贅沢な…!

 

店内を見回すとここぞとばかりにコース料理を注文しているお客様がほとんど。店内は塩焼きされた活き車エビのにおいでなんとも香ばしい!!

 

中川さん:今回はゴジラ天丼をメインにされるということなので、活き車エビのお刺身を単品でいかがでしょうか。私個人のおすすめです。

 

ゴマ:では店長のおすすめで!(即決)

 

→お刺身でいただく活き車エビたち。こちらは大サイズ。

 

 

いただきます!

 

中川さん:まずはお先にゴジラ天丼をどうぞ。

 

ゴマ:ひや〜〜!!!

 

→ゴジラ天丼から時計回りに 天丼用のおつゆ・サラダ用ドレッシング・もずく・サラダ・お味噌汁。

 

→(遠近法を多少使っていますが、)私の顔より大きい!

 

→尻尾からガブリ。できたてアツアツで、言うまでもなく美味しい。

 

中川さん:お次は活き車エビのお刺身になります。

 

ゴマ:少し動いてますね!

 

→先ほど紹介した大サイズの活き車エビたち。お刺身になってご登場!

 

 

→噛んだ瞬間めっちゃ動き出す活き車エビ!筋力やば!

 

 

→身が引き締まりすぎている!噛みごたえバツグン!!

 

ゴマ:まさに新鮮そのもので美味しい~

 

中川さん:続きまして、小エビのから揚げです。

 

→食べなくてもわかる。絶対ビールと合うヤツ。

 

ゴマ:頭が身と同じくらい柔らかくて、丸々一匹、軽々と食べれますね!

 

中川さん:ありがとうございます。普段はおこなっていないのですが、うちの養殖場の見学していきませんか?

 

ゴマ:え?いいんですか?

 

 

宜野座養殖場の車エビが美味しい秘訣は高級なエサ?

 

 

ということで、球屋に隣接されている”宜野座養殖場”の見学を今回特別にさせていただきました。

(※普段は見学できませんのでご注意下さい。)

 

ゴマ:お~~!広いですね!!

 

中川さん:宜野座養殖場では約3万㎡の敷地に7つの池をおいています。海水をポンプでくみ上げ、水車で酸素を取り入れ、安全なエサを与えながら健康な車エビを育てています。安全性を第一に考え、抗生物質などは一切使わず、エビの持つ潜在能力を目いっぱい引き出す飼育をしています。

 

ゴマ:完璧な紹介文ですね…!ちなみに、こちらの7つの池は何か違いがあるんですか?

 

中川さん:車エビの大きさによってわけています。一匹50g, 60gあたりが超大物もしくはゴジラサイズに匹敵します。たまに、80gもいたりしますよ。

 

ゴマ:もしかしたら今、80g級の車エビが泳ぎ回っているかもしれないんですね…!

 

中川さん:正確に言うと、車エビは夜行性なので今はみんな寝てますね。

 

ゴマ:え?車エビって夜行性なんですね…?!知らなかった。

 

中川さん:夜行性です。なので活動が盛んな夜に網カゴをセットして、朝になったら引き上げます。

 

→酸素を送ったり、水温の管理をする働きを持つ水車。

 

 

中川さん:こちら、車エビが普段食べているエサになります。無添加なので人間の私たちでも食べられますよ。良ければどうですか?

 

ゴマ:いただきます!(即決)

 

→「美味しい~!噛みごたえバツグン!!」とはさすがにならず。無味。

 

中川さん:こちらのエサは私たち人間が食べているお米より価格が高いです。

 

ゴマ:宜野座養殖場の車エビたちはお金持ち出身なんですね!いいな。

 

 

築地市場への出荷が一番多い

 

ゴマ:宜野座養殖場はどちらへの出荷が多いんですか?

 

中川さん:東京・築地が一番多いですね。地元を始め日本全国のご家庭、料理店、築地などの大型市場まで幅広くお届けしています。

ご注文はこちら。

 

 

ゴマ:注文が多い時期はいつ頃ですか?

 

中川さん:11月、12月が、お歳暮の時期でもあるのでご注文が多いですね。お客様の声にお答えして、品揃えはエビの量・サイズ・品質など豊富に取り揃えております。活きエビはもちろん、急速冷凍品、小さな釣りエビ用から、巨大なゴジラサイズまでいろいろな種類の車エビをご用意しています。贈り物としてゴジラサイズは大人気です。

 

ゴマ:お歳暮でゴジラサイズの車エビが来たら、めっちゃテンション上がりますもんね!

美味しい車エビも食べて、宜野座養殖場のことも知れて、とっても良いお昼になりました。今日はありがとうございました!

 

中川さん:こちらこそありがとうございました!

 

 

ランチは予約不可のため、”開店前” に到着するべし!

 

 

球屋の営業時間は11:30〜21:00、ラストオーダーは20:00になりますが、車エビが無くなり次第終了になります。

そして火曜日は定休日でお休みなのでご注意ください。

ご予約は17:00以降のディナーの時間帯から受け付けています。

 

待ちたくないぜ〜!というお客様はディナーでのご利用をおすすめします。

どうしてもランチで食べたいんじゃ〜!というお客様は開店前に到着するのをおすすめします。

 

ちなみに、私たちは開店前の10:45頃に行って一番乗りでしたが、11:20頃には私たち含めて3、4組ほどのお客様がすでに待っている状態でした。

(※混雑状況は日程によって変わりますので、あくまでも目安としてお考えください。)

 

是非!沖縄に来た際は “球屋” で車エビを〜 (^o^)

 

→右から、活き車エビのお刺身・ゴジラ天丼・小エビのから揚げ。

 

※養殖場の見学は普段おこなっていないので、ご注意下さい。

 

<車えびレストラン 球屋>

営業時間 11:30〜21:00(ラストオーダーは20:00)
定休日 火曜日
電話番号 098-968-4435
マップコード 206 238 524*75
住所  〒904-1302 沖縄県国頭郡宜野座村宜野座1008
備考 車えびが無くなり次第終了。
ご予約は17時以降から受付可能。
お歳暮などの贈り物・通販はこちら

 

 

 

■ 沖縄行くなら

 

ゴマ

この記事を書いた人:ゴマ

沖縄生まれ・沖縄育ちの台湾人。 自らのアイデンティティを探るべく、台湾留学をしたものの更にわからなくなり、帰沖就職。 沖縄と台湾どっちだなんて決められない。